コメント
またまた勿体無いほどの絶賛のコメントありがとうございました!
細かく分析なされている通り、赤、白含めて3種類の味噌をベースに唐辛子やニンニク、それに甘味成分として野菜や果物などもブレンドしています。
『理論的最適解』とまで仰っていただいておりますが、私自身は一発目の味噌ダレの仕込みで少々納得のいっていない部分があり、二回目の仕込みで部分的な改良を加えました。
milesさんのような緻密な分析をされる方はごく少数で、今回召し上がっていただいた”みそらぁ”のバランスを理解してくださる方もまたごく少数。
やはり一般的には味噌ラーメンというともっと味噌感の強いものを求めるお客様が多いのです。
そのため前回の味噌ダレの構成に量は僅かですが更に二種類の味噌を加えて仕込みを行いました。
昨日から新しい味噌ダレに変更になったところです。
自分で試食したところ、味噌そのものの味も強くなったのですが逆に鶏の味わいが以前のものより少し前面に出てきているようなバランスになっています。
是非またリニューアルした”みそらぁ”もお試しになってみてください。
やま@人形町 | 2010年3月21日 10:07

miles
saima
4門

汐留次郎






先週は、「ベジポタ系鶏白湯+魚介」スープの完成度の高さ、醤油の美味さに驚きました(http://ramendb.supleks.jp/score/239648 )。そして、8日からは満を持して味噌を出すとのことで、これは楽しみ。なにせ、鶏白湯ベースの味噌は成功例が少ない。なぜなら、味噌ラーメンのベースとしては鶏白湯のコクは柔らかすぎて、硬質なパンチを出すには味噌を濃いめに使わざるを得ず、結局バランスが破綻するのです。さて、1,000店以上を食べ歩いたというご主人が、この難題をどう解決するか……とりあえず入口左手の券売機で、「みそらぁ」(800円)をポチッとな。ランチサービスは「味玉」をお願い。丼は約5分で到着。
では、スープを一口……やはり、さすが。味噌は赤と白を合わせたもののようで、やや強めに唐辛子が効いており、さらにニンニクが加えられたもの。ベースは例によってベジポタ系鶏白湯と魚介系が「奇跡」の結合を果たした一品で、その尋常でない旨みを白味噌の甘みで受け止めながら、赤味噌のコクを辛味でグッと引き立てて、全体をニンニクの分厚い風味で包み込むという……ベースから味噌だれまで、無駄なくビシッと一筆書きのように筋の通った、「理論的最適解」といえる構成。これより少しでも味噌が強くても、あるいはベースや辛味がちょっとでも強くても、おそらくバランス的に破綻しかねない……醤油に引き続き、ここでも「奇跡」を見せてくれましたな。
麺は醤油と同様、桜井商店製の中太ストレート。粘りとしなやかさを兼ね備えた一品ですが……ある意味、醤油以上にキレのあるスープですので、可能ならもう少し歯切れにスピード感があっても良いかもしれません。しかし、この上品なホッコリした甘みは、この味噌には実に良く合う。
具材は、チャーシュー、メンマ、刻んだニラにモヤシ、そして味玉。モヤシは麺と同じタイミングでゆでてから盛りつけていますが、ゆで加減は文句なしで、シャキシャキ感が実にビビッド。チャーシューも醤油と同様実に上質ですが……味玉は、相変わらず味が濃すぎ。もっとも、この店自慢の醤油のコクが実に深くて、これはこれで印象深い一品ではありますが。
―――過去、「鶏白湯+魚介」で味噌に挑戦し、ある程度成功を収めた店に「麺工房 茜」があります( http://ramendb.supleks.jp/score/63767 )。この一品と比較すると、特に味噌のブレンドと濃さが良く似ており、やはり「難問」に対する「最適解」は、このあたりになるのでしょう。ただし、あちらでは挽肉で加えた味の「太さ」を、こちらはニンニクで加えるなど、方法論にいくつか差異があり、それらが積み重なると……完成度としては、こちらの方が断然上ですな。非常に貴重な鶏白湯・味噌の成功例、みなさんも機会があれば是非。