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「サッポロ赤星+和山椒香るよだれ鶏→ 醤油らぁ麺」@麺屋 さくら井の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2026/03/05/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/QyRFTBMiOyc

 武蔵野の清冽な空気と温かな陽光!奇跡の「待ちなし」入店!期待に胸を膨らませる至高の一杯!2026年2月の末日。暦の上では立春を過ぎ、武蔵野の街角には冬の厳しさを忘れさせるような柔らかな日差しが降り注いでいました。三鷹駅北口を降り立ち、井の頭通りへと向かう道すがら、頬を撫でる風には確かに春の匂いが混じっています。今日の目的地は、東京都武蔵野市西久保。言わずと知れた醤油らぁ麺の聖地、「麺屋 さくら井」でございます 。

 かつて住宅街の奥深くに「陸の孤島」のように佇んでいた旧店舗から、2025年10月19日、大安と一粒万倍日が重なる佳き日にこの井の頭通り沿いへと移転を果たしてから、早いもので数ヶ月が経ちました 。新店舗は、かつて「中華料理 清龍軒」があった場所。三鷹駅からは徒歩13分ほどと、決してアクセスが良いわけではありませんが、その人気ぶりは移転前を凌駕する勢いで、休日のランチタイムともなれば、店頭に長い行列ができるのがこの界隈の日常風景となっています 。

 しかし、この日は神様の悪戯か、あるいは春の訪れを祝う奇跡か。驚くべきことに、店先に列はなく、私は誘われるようにすんなりと暖簾をくぐることができました。行列待ち必須の名店で、待たずに座席につける喜び。これは、最高の一杯に出会うための前奏曲としては、あまりにも贅沢な幕開けでございます 。店内は、店主の櫻井氏がより高度な調理に挑むための「城」としての風格を漂わせる ?。カウンター席に腰を下ろすと、清掃の行き届いた木の質感が心地よく、これから始まる「食の饗宴」への期待が、静かに、しかし確実に高まっていくのを感じました 。




<サッポロ赤星> 伝統のラガービール!喉を突き抜けるキレとコク!琥珀色の液体が日常の喧騒を洗い流す!

 まず私が手にしたのは、券売機で購入した「サッポロ赤星」の瓶ビール。ラーメン愛好家の間では「赤星」の愛称で親しまれるサッポロラガービールは、現存する日本最古のブランドとしての重みをそのラベルに宿しています 。

 よく冷えたグラスに、重みのある瓶から琥珀色の液体を注ぎ入れる。細やかな白い泡が立ち上がり、春の光を受けてキラキラと輝くその様は、まさに大人の休息の象徴。一口含めば、熱を帯びた体に染み渡るような、ほのかな苦みとキレのある喉越し。そして、後口に残るビール本来の豊かなコク 。

「プハァ……」と思わず吐息が漏れます。広々とした新店舗の空間で、誰にも邪魔されずに赤星を傾ける贅沢。隣席でも同様にビールを楽しむ方がいらっしゃり、良い店には酒を呼び寄せる磁場のようなものがあるのだと再確認させられます 。この一杯のビールが、日々の忙しさを忘れさせ、感覚を研ぎ澄ませてくれるのです。まさに、これから供される極上のらぁ麺を迎え入れるための、最高の「儀式」と言えるでしょう。




<和山椒香るよだれ鶏> もろみ麹の魔法で解ける鶏胸肉の瑞々しさ!和山椒の爽やかな痺れが織りなす立体的な旨味!

 赤星の最高の相棒として登場したのが、今回のおつまみ「和山椒香るよだれ鶏」です。これは単なるサイドメニューではなく、店主の肉に対する飽くなき探究心の結晶とも言える一皿。

 提供された白い角皿の上には、低温調理で仕上げられた鶏胸肉が整然と並び、その上から黒酢と醤油のコクが効いた漆黒のタレ、そしてたっぷりの揚げにんにく、さらにパクチーを思わせる彩り豊かな香草と、香ばしい白胡麻。

 一口運べば、その驚異的な柔らかさに驚愕。鶏胸肉は、もろみ麹由来の芳醇な甘みが下味としてしっかりと染み込んでいます 。そこに重なるのが、黒酢のまろやかな酸味と、和山椒特有の「和」を感じさせる上品なシビレ。一般的な中華風のよだれ鶏とは一線を画す、和食の繊細さと中華の力強さが同居したような味わいです。噛むたびに白胡麻の香ばしさとタレの旨味が弾け、それを赤星で流し込む……。これぞ「酒泥棒」と呼ぶにふさわしい至高の体験。メインのらぁ麺を前にして、すでに私の心は鷲掴みにされてしまいました 。




<全体> 宿る静謐な美意識!並ぶ麺線!彩り豊かな具材が丼の中に小宇宙を形成する崇高な佇まい!

「よだれ鶏」の余韻に浸っていると、いよいよ真打ち、「醤油らぁ麺」が静かに私の前に置かれました。その瞬間、思わず息を呑むような美しさに、背筋が伸びる思いがしました。この「麺屋 さくら井」のらぁ麺は、いつ見てもその「麺顔」に店主の揺るぎない美意識が宿っています 。

 透明感あふれるようで、そして深くも感じる琥珀色のスープの海に、三河屋製麺製の麺が芸術的なまでの麺線を形成し、整然と横たわっています。手前には特製仕様を思わせる肉片が開きを保ちながら配置され、その奥には青菜とメンマが平行に、そして凛とした佇まいで寄り添っています 。丼の縁にそっと添えられた海苔が全体の立体感を演出し、中央に添えられた刻みネギの白さと香草の緑が、視覚的な清涼感と気品を与えています 。

 まさに「淡麗芳醇」という言葉を具現化したような風貌。移転を経て、この視覚的な完成度はさらに研ぎ澄まされ、もはや「崇高」ですらあると感じられます 。食べるのが惜しいほどの静謐な美しさを湛えつつも、立ち上がる湯気からは強固な意志を感じさせる醤油の香りが漂い、私の食欲を強く、熱く刺激します 。




<出汁> 動物系エキスの厚みと進化した醤油輪郭!乾物系の複雑な旨味が静かに積み重なり深化!

 まずはレンゲを取り、その琥珀色の液体を一口。……ああ、これです。言葉を失うほどの旨味が、波のように押し寄せてきます。一言で「醤油清湯」と片付けるにはあまりに情報量が多く、そして洗練されています 。

 移転前と比較して、私が最も顕著な変化を感じたのは、この「出汁」のアーキテクチャ。個人的な印象では、動物系エキスの厚みが格段に増しており、ベースとなる鶏の旨味がより肉厚で力強いものへと深化しています 。比内地鶏などを贅沢に使用することで、スープ全体のボディが以前よりも一回りも二回りも大きくなった印象です 。

 そこに合わさる醤油感は、単に塩味を付与するのではなく、スープの輪郭をピシッと引き締める鮮明な「背骨」として機能しています 。以前よりもカエシの表情が明るく、生き生きとしているように感じられ、醤油そのものの持つ力強いコクが伝わってきます 。

 また、乾物系のバランスにも繊細な変化が見て取れます。かつては干椎茸寄りの甘みが特徴的でしたが、現在は節系や煮干などの魚介感、そして多様な乾物の旨味が「静かな積層」として折り重なり、一口ごとに異なる旨味の表情を見せてくれます 。飲み進めるほどに、温度の変化に伴って隠れていた旨味が順番に顔を出し、最後の一滴まで飽きさせることなく、むしろ最後の一滴こそが最も旨いと感じさせる。これこそが、移転を経て到達した「さくら井」の新たな地平と言えるでしょう!。




<麺> 滑らかな地肌が出汁を纏い品やかな腰と小麦の甘みが弾ける!三河屋製麺の特注!啜る喜び!

 この極上のスープを迎え撃つのは、名門・三河屋製麺による特注の中細ストレート麺でございます 。移転前からのパートナーシップはそのままに、しかし麺そのものの表情もまた、2026年の今、新たな進化を遂げているようです。

 移転前の初期というか一時期は、どちらかと言えばパツッとした低加水寄りの歯切れの良さが特徴的だった記憶があったが、それは、塩か煮干であったのか???(忘れた)。でもこの麺は、出汁の芳醇さとバランスよく、仮に出汁が主演だとしたら、麺は実力ある助演俳優かの如しいい仕事をしています。茹で加減の妙なのか!驚くほど滑らかでしなやかな質感を備えています 。麺肌はまるで漆喰のように艶やかで、スープをしっかりと持ち上げながら、唇を滑り抜ける感覚は官能的ですらあります 。

 咀嚼すれば、小麦の素朴な甘みがじんわりと広がり、スープの力強い醤油感と融合して完璧な調和を生み出します。後半になってもダレることなく、むしろスープの旨味を吸い込むことで一体感が増し、麺そのものが旨味の塊へと変貌していく 。この「麺とスープの対話」を全身で受け止める喜び。それは、まさにこの場所に足を運んだ者だけが享受できる至高の特権でございます。




<チャーシュー> 低温調理の技術の粋を集めたもろみ麹漬け豚肩ロース!シルクのような質感と溢る肉旨味!

 そして、「麺屋 さくら井」を語る上で欠かせないのが、このチャーシューでございます 。開店当初から低温調理系の先駆者として、そのクオリティの高さで名を馳せてきましたが、その技術は今や、他の追随を許さない円熟の域に達しています。

 メインとなる豚肩ロースのチャーシューは、先ほどの「よだれ鶏」と同様にもろみ麹に漬け込まれており、断面は美しい桜色を保っています 。この「キワキワ」の絶妙な火入れ加減が、肉の細胞一つひとつに水分と旨味を閉じ込め、口に含んだ瞬間に溶けるような柔らかさを実現しています 。

 もろみ麹のほのかな香りが、豚肉特有の脂の甘みを上品に引き立て、単なる「トッピング」ではなく、一つの独立した料理としての風格を漂わせています。スープの熱で少しずつ変化する肉の表情を楽しみながら、麺と共に啜り込む。肉の旨味とスープの塩気が合わさり、口の中は幸せの絶頂に達します 。店主の肉に対する深い理解と愛情が、この一枚に凝縮されているのを感じずにはいられません。




<青菜&メンマ> 肉に隠れ凛とした佇まい!シャキッとした食感と上品な質感!清涼感とリズムもたらす!

 主役級の麺やスープを支える脇役たちも、一切の妥協がありません。丼の中で平行に美しく並ぶ青菜とメンマは、視覚的な美しさだけでなく、食感のコントラストにおいても極めて重要な役割を果たしています 。

 青菜は、その鮮やかな緑色が琥珀色のスープによく映え、シャキッとした食感と特有のほろ苦さが、重厚な旨味の合間に心地よい「句読点」を打ってくれます 。また、細長く切り揃えられたメンマは、繊維が細かく上品で、噛めばコリコリとした快い音の後に、芯まで染み込んだ出汁の香りが抜けていく、非常に手の込んだ仕上がりです 。

 これら一つひとつの具材が、自らの役割を完璧に理解し、丼というステージの上で完璧なハーモニーを奏でている。この圧倒的な調和こそが、さくら井のらぁ麺を単なる「ラーメン」から「一杯の物語」へと昇華させているのです 。




総じまして・・・「今後もさらなる進化を期待する実力店!単なる食事の域を超え武蔵野に足づく"食の芸術"という境地に達せよ!」

 今回訪問して、やっぱり移転後「醤油系」が一番変化したと感じました。動物系エキスの増幅と、それに負けない力強い醤油の輪郭。乾物系も含めて主要要素のバランスを変えながらも、やっぱりそれはこの店の味わいと分かる領域内。常に「理想の一杯」を更新し続けている証左に他なりませんねー。行列店でありながら、一人ひとりの客に対して誠実に向き合い、細部にまで魂を込めるその姿勢。奇跡的に待たずに座れたこの温かな冬の終わりのランチタイムは、私にとって忘れがたい、至福の記憶となりました 。

 ここには、ラーメンを愛する全ての人が一度は訪れるべき「本物」があります。武蔵野という街を訪れる理由として、この一杯は十分すぎるほどの輝きを放っています。これからの進化からも、一瞬たりとも目が離せません 。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。


   春風に
    誘われ歩む
     西久保の

    琥珀の調べ
     胃に染み渡る


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 12件

コメント

おはようございます^^
さくら井で待ち無しとは最高のプレゼントでしたね。
また平日休みに行きたいと思っています。(*^-^*)

mocopapa | 2026年3月5日 07:14

どもです。
さくら井に度々行ける人が裏山です。
このあたりでは抜けてますね。